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使用人「ブーン様をベットに寝かせて置きました……」

( ・∀・)「そうか。ご苦労……。下がれ」

使用人「は!」


( ゚∀゚)「……」

( ・∀・)「………」

( ・∀・)「アシュ……アモンは……………もう1000人殺したか……?」

( ゚∀゚)「?結構前に殺したはずだよ……?でも殺した人間はどこに行ったか知らないけど……」

( ・∀・)「‥……心配ない。皆あのジジィの所にいるはずだ………」

( ゚∀゚)「……。どうしたの?」

( ・∀・)「いやな……このまま行くとブーンは私より強くなってしまう……だから早くしないと………」

( ゚∀゚)「……」

( ・∀・)「だが…お前の鎌のお陰でジジィは死ぬ前にこの城を攻めてくるだろう……。
その時にジジィの心臓と1000人分の魂を手に入れる………!」

( ・∀・)「多分な……ジジィは明日に来るだろうな………」

( ゚∀゚)「……」

( ・∀・)「アシュ……リリスに明日までに私の城へ来てくれと言ってくれないか?」

( ゚∀゚)「……お安い御用さ……」

( ・∀・)「……任せた。」

( ゚∀゚)「………フ」

シュ!

( ・∀・)「……………ふん!マヌケな悪魔だ…………」

リリスの城

(*゚ー゚)「………」

スッー………

( ゚∀゚)「………」

(*゚ー゚)「…アシュタロス……アンタ………何しにきたの……?」

( ゚∀゚)「………ベルゼブブからの伝言を教えに来た………」

(*゚ー゚)「……なんて?」

( ゚∀゚)「聞きたいか?」

(*゚ー゚)「……早くして!」

( ゚∀゚)「………………………貴様を殺せってだよ………!!!!」

(*゚ー゚)「……!!」

( ゚∀゚)「安心しろよ…?一瞬でぶっ殺してやるから!!!」

ブゥン!!

(*゚ー゚)「ちっ………!!」

ガシャァァァ!!!

( ゚∀゚)「避けるなよ…………。ウヒ!ヒヒヒヒヒヒヒ!!!!」

(*゚ー゚)「ふん……!やっぱ芝居の喋り方の方がまだましだったか……!」

ガガガガガガ!!!!

( ゚∀゚)「………」



その頃


ガバ……

( ^ω^)「………?」

( ・∀・)「ブーン!起きたかい?」

( ^ω^)「………じいちゃん?どうしたんだお?」

( ・∀・)「……びっくりしたよ。いきなり倒れるからな………」

( ^ω^)「倒れる……?」

( ・∀・)「ああ。食事の途中に泡吹いて倒れたんだよ……」

( ^ω^)「……」

( ・∀・)「ブーン、自分が何者か覚えてるか?」

( ^ω^)「僕は……悪魔だお………」

( ・∀・)「………それでいい……」



(*゚ー゚)「はぁ……はぁ…………まさか………アンタ………!!!」

ガラガラ……

( ゚∀゚)「フフ……気付くのが少し遅かったようだ………!!」

(*゚ー゚)「……はぁ……そりゃあ……気付くわけないよ…………」


シュゥゥゥ………


( ゚∀゚)「ハハハ……ギャーハッハッハッハ!!!!!!!!!!」





ザシュ!!!!!!!


/',З「そうか……鎌は手に入れられなかったか………」

ξ゚听)ξ「……」

ベル「………ごめんなさい…」

(*'ω'*)「………」

/',З「いや……いいんじゃ……。こうなればワシが正面突破で鎌を………奪う。お前さん達はそこで待っててくれ……」

('A`)「……俺はいくぜ」

/',З「!?何を言ってる!みすみす死にに行くようなもんじゃぞ!!」

('A`)「……ここにいてもどうせ殺されるんだ。……どうせ死ぬならジーサンと一緒に死にてぇんだ…………」

/',З「………」

ξ゚听)ξ「私も……。どうせ死ぬんならお爺さんと一緒がいい……」

/',З「おまえ……」

『俺達も……!』

(*'ω'*)「………!」

/',З「………!!!」

('A`)「よーし!明日は最後の日だからな!今日は大騒ぎしようぜ!!!」

『オーーッ!!!』

/',З「…ふん。やはり人間は愚かな生き物じゃ……………グス……」

(*'ω'*)「……ふふ……。確かに………」



翌朝


ドドドドド……!!!



( ・∀・)「……ふ……遂に来たか……!!」

( ゚∀゚)「………」

( ^ω^)「……………」

/',З「……アシュタロス……ベルゼブブ……!!」

ベル「……ブーン……」

(*'ω'*)「…………………」

('A`)「よし!俺達は爺さん達が戦いやすいように城内の悪魔と闘うぞ!!!」

『オーーッ!!!』

ξ゚听)ξ「………」

/',З「ウォォォォォォォォ!!!!アシュタロスーー!!!!」

( ゚∀゚)「ふ………!!アガレス……!!500年前の決着をつけよう…………!!」

ズズズズズ……!!

/',З「……鎌…!!」

( ゚∀゚)「ふふふ………ハハハハハハ!!!!!!!!!!」




( ^ω^)「よぉ………待た会ったお……」

(*'ω'*)「‥‥」

( ^ω^)「お互い……救われないな………」

(*'ω'*)「……お前!?」


ガキィン!!!

(*'ω'*)「………!」

( ^ω^)「ふふ……僕は嬉しいお……!!この前の決着がつけれるから……!!」


( ・∀・)「私はゆっくり見物だ…………!ハハハハハハ!!!」




( ゚∀゚)「そらそらそら!!!!!」


ブゥン!ブゥン


/',З「ぐ………」

( ゚∀゚)「どうした?この鎌に斬られたいんだろ!?ギャーハッハッハッハ!!!!!!」

/',З「そんな事したら呪いが解ける前に死んじまうわ!!……ハァ!!」


ゴォォォォ!!!


( ゚∀゚)「ふ……そんな攻撃効かないさ。どんな攻撃も僕には効かない…………!」

/',З「……おかしい………のけ反るくらいは………」

( ゚∀゚)「ハハハハハハ!!!!」

ブゥン!!!ブゥン!!!ブゥン!!ブゥン!!!


/',З「ぐぅぅ……!!何故じゃ!!!何故攻撃が効かないのだ……!!」

( ゚∀゚)「………ふん……。リリスもしかり……気付くのが遅いね………まったく……」

/',З「……くそぉー!!!!!!」

( ゚∀゚)「隙ありだ……!!!その心臓……もらったよ!!!!!」

/',З「!!!」





ザシュ!!!!!!!

/',З「ぐぁぁぁ!!!!!!!!!」

( ゚∀゚)「ふふふ……!!良かったね……呪いが解けて!!ギャーハッハッハッハ!!!!!!!!!!」

/',З「……ワシの心臓‥………!!」

( ゚∀゚)「あははははははは!!!!確かに貰ったよ!じゃあね!!!」

/',З「どこへいく……!!まだ勝負は……!!」

( ゚∀゚)「…はぁ…もう決まってるよ………。………アモン!!」

/',З「!?」

( ゚Д゚)「オオオオオオ!!!!!!」


グシャ………………



ブーンサイド

ガキン!!



( ^ω^)「……はぁ!」

(*'ω'*)「……ぽ!」


ガキィィィ!!!!!



( ^ω^)「なぁ……………お前……」


キン!!


(*'ω'*)「……?」

( ^ω^)「………かわいそうな悪魔の話知ってるかお……?」


ガキン!!!


(*'ω'*)「……さぁ。」

( ^ω^)「……昔々ある所に普通に暮らしてた普通の人間がいました………」

ガキン!!!

(*'ω'*)「………」

( ^ω^)「しかし、その人間は無実の罪で死刑にされてしまいました………」


ガキィィ!!!


(*'ω'*)「……」

( ^ω^)「その人間は死んだ後地獄に行きました………。」

ガキン!!

( ^ω^)「生きている時は自分以外のすべての者から恨まれ………」

ガキン!!!

(*'ω'*)「………」

( ^ω^)「死んだ後も誰にも理解されず………」


ガキィィ!!!


カン!!!

カラカラ……

(*'ω'*)「……剣が…………!!!」

( ^ω^)「……味方にも敵にも誰にも信じてもらえず……。更に悪魔にも利用され悪魔になってしまった悪魔のお話………」

( ^ω^)「……………その男はその時何を思ったと思う?」

(*'ω'*)「……さぁね………」

( ^ω^)「…………」




ザシュ!!!!!!!!

(*'ω'*)「――――――――――」


( ^ω^)「……その答はその男自信も…………わからなかったとさ………」

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